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ジャパンインターナショナルボートショー2023 特別取材REPORT

2023年3月23日~26日の4日間にわたり開催された「ジャパンインターナショナルボートショー2023」。今年で62回目を迎える日本国内最大級のマリンイベントです。主会場のパシフィコ横浜、横浜ベイサイドマリーナのほか、オンラインでも楽しめるハイブリッド形式で開かれました。今回は、今話題のプレジャーボートやリアル会場の様子をお届けします。

ボートショーレポート マリンの世界を満喫!「ボートショー」へ行ってきました !

来場者の関心を集めた最新プロダクト

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「あふれる笑顔 この海でずっと…」というテーマで開催されたイベントの来場者数は4日間合計で35,163名。会期中は天気に恵まれなかったものの、昨年の来場者数31,352名に比べ10%以上も増加し、コロナ禍で注目されたマリンレジャーが引き続き人気なことがうかがえます。

パシフィコ横浜の展示ホールB・C・Dを利用した広々としたスペースには、総数185社、団体が出展。会場はたくさんの人の熱気であふれていました。

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出展プロダクトはボート、水上バイク、サーフボード、マリンエンジンなどのほか、マリンウェアや艤装品などさまざま。本田技研工業のブースでは、ヨーロピアンスタイルのプレジャーボートなど、いろいろな種類のボートに船外機「BF250」や「BF150」を搭載して展示していました。「BF250」は新カラーの「スポーティーホワイトタイプ」で、ホンダのレーシングDNAを表現しているそうです。また、1965年のF1世界選手権に参戦したレーシングマシン「Honda RA272」の前では、写真を撮るために多くの人が立ち止まっていました。

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ヤンマー船用システムは、人気のフィッシングクルーザー「EX38FB」、「EX28C」の2艇を展示するほか、舶用暗視カメラ「ナイトウェーブ」などの艤装品も紹介。ボートフィッシングの幅が広がる提案に関心を示す人が多かったようです。

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ヤマハのブースでは、フィッシングコンセプトボート「YFR-concept」をお披露目。独自の船外機操船制御システム「ヘルムマスターEX」と、国内最大級の大型船外機を搭載しているとのこと。ブース内は年配のご夫婦や若いご家族、趣味で動画撮影をする男性などでにぎわっていました。

ボート以外のマシンやイベントも楽しめる

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テーマに合わせてゾーニングされた「Fishing Village」では、ガーリーなキャンピングカーが展示されていました。人気の「釣りキャン」を楽しむYouTuber・さおりんごさんの愛車です。コロナの影響からマリンレジャーとともにキャンプの人気が高まり、「ワークマン女子」でアウトドアファッションを取り入れる女性が増えた今、さおりんごさんの活動に触発される人も多いのではないでしょうか。

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「Jet Village」は、水上バイク関連のブースが集まるエリア。PWC(パーソナルウォータークラフト)に特化したブランド「UNLIMITED」では、水上バイクだけでなくウェアなどをトータルで展開していました。

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ヤマハ発動機の「FX Cruiser SVHO」。レバー操作の1アクションで減速、後進することができる革新的技術「RiDE」を搭載しているそう。

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カワサキモーターズの「ULTRA 160LX」。
2023年新モデルの3人乗りジェットスキーです。

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「ライフスタイルアベニュー」は、マクラーレン、アストンマーティン、ランボルギーニ、ポルシェなどの外車が一堂に会した車好きにはたまらないエリア。

ランボルギーニ「アヴェンタドール ロードスター」。マットなブラックにアクセントカラーのイエローが映えるかっこいいデザイン。見ているだけでテンションが上がります。

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キャンピングカーやキャンプ用品を紹介する「アウトドアゾーン」では、若い家族連れが多く集まっていました。

スウェーデンのキャンピングカーブランド「KABE」。機能面だけでなく高級感のある内装が魅力的です。

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メインステージでは、藤倉コンポジット株式会社による「膨脹式救命いかだの展張実演」が行われており、たくさんの人が熱心に話を聞いていました。

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さらに、日本中古艇協会主催の「中古艇フェア」も同時開催。中古艇はお手頃な価格が魅力ですが、すでにオプションが艤装されているというメリットもあります。マリンレジャーに注目が集まる中、今後ますます中古艇の需要が拡大していくのではないでしょうか。

見とれるほどのかっこよさ!海に浮かぶプレジャーボート

もう一つの主会場である横浜ベイサイドマリーナでは、31社・53隻の大型艇やヨットを係留展示。この日はあいにくの曇り空でしたが、同マリーナはアジア最大級のスケールで、広がる海と空を感じることができました。

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イタリアのヨットビルダー・Pershingの「Pershing 5X」。直線的で高さのないスタイリッシュな船体は、航空工学に基づいて設計されているとのこと。全長は54フィート、最高速度は45ノットです。

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ボートでフィッシングを楽しみたい人に最適な「CABO 43FB」。全長43フィート、最高速度34ノットで、ファイティングチェアが装備されています。アメリカンブランドらしさを感じさせる、ラグジュアリーかつ大らかなデザインが魅力の船体です。

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クラシカルで洗練された印象が魅力のトローラーは、イタリアのヨットビルダー・CRANCHIの「T43 Trawler」。船内はゆったりくつろげるデザインになっており、長期間の滞在でも快適に過ごすことができます。全長は45.3フィート、最高速度は24ノットです。

大盛況のうちに終了した「ジャパンインターナショナルボートショー2023」(オンライン会場は5月28日まで開催)。ラグジュアリーなプレジャーボートやスポーツカーを堪能したり、中古艇の購入を検討したり、体験プログラムやステージイベントを楽しんだりと、世代に関わらずさまざまな楽しみ方ができるイベントでした。マリンの世界をめいっぱい満喫し、楽しい時間を過ごすことができました。

今注目の担当者に直撃インタビュー!

トヨタ自動車株式会社
前谷 直紀 様
トヨタ自動車株式会社マリン事業室の企画・開発グループに所属。船の企画や開発のほか、広報・プロモーションの役割も担っている部門を担当している前谷さんに、トヨタの新艇「PONAM-31Z」について詳しくお伺いしました。

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ニュージャパンマリン株式会社
中北 大介 様
ニュージャパンマリンはFRP製小型船舶の製造を中心に、各種小型船舶の製造を行なっており、特にFRP製小型旅客船、パイロットボートの分野では全国トップのシェアを誇る会社です。「NSB335」について詳しくお伺いしました。

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日本海洋レジャー安全・振興協会
安田 公一 様
海洋レジャーの安全及び振興等に係る事業を実施するとともに、小型船舶操縦士国家試験の実施に関する事務等を行うことにより、海洋レジャーの健全な発展を目指す一般財団法人日本海洋レジャー安全・振興協会 から見た今後のマリン業界について詳しくお伺いしました。

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