中古艇の魅力

狭いバースや、混雑した場所での船の取り回しや、離岸・着岸時に大きな威力を発揮します。船首に付けるものをバウスラスター、船尾に付けるものをスターンスラスターと区別しています。マリーナ内など微速の時は、バウ（船首）を細かく動かすのは、案外操船技術が必要なものですがスラスターがあれば、慌てることも少なくなります。 バウとスターンにスラスターがあると、ほぼイメージ通りに船をコントロールすることも可能になります。

陸電を使用出来ない航行中や、マリーナ以外に係留する際でも、 船内にAC電源を 供給が出来ます。燃料はガソリン、ディーゼル仕様があり、船のサイズに伴い、 容量も大きな物が必要になります。主機と同様、定期的にメンテナンスが必要ですが、船上で便利で快適な時間を過ごすには欠かせない装備です。プレジャーボートでは、32～33FT位からは装備している割合が多くなり、発電機＆エアコンがオプションの中でのステータス性が高いものと言えます。

スポーツフィッシャーには必需品とも言えるオプションで、トローリング時に大きく左右に開いてルアーを流します。ルアーの間隔が広くなるので、ラインも絡みにくくなり、流すルアーの数も増やせます。アウトリガーが長くなれば、その分強度を保つ為にスプレッダーもダブルやトリプルになります。大型のスポーツフィッシャーでは、油圧で開閉可能なアウトリガーもあります。その戦闘的なスタイルもスポーツフィッシャーの代名詞です。

衛星からの電波を利用し、海の上で自船の位置の情報を取得し、地図や海図上に表示する機能を持ちます。目的地までの方位や距離、航跡の表示など様々な便利な機能を備えています。今は魚探と一体化したGPSプロッター＆魚探が主流です。精度の高いDGPSはその誤差が数メートルとされています。初期はモノクロの機種から、カラーブラウン管の機種を経て、液晶で薄型の物に変わり、３Ｄ仕様が出現するなど、目覚ましい進化を遂げています。