「やっぱり海が好き」をテーマに。
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昨年のボートショーの開催時には、一昨年の秋以降の緩やかながら着実に回復傾向を実感していたマリン業者さん達も多かったと思われます。その延長線上で、ボートショー以降の動向に業界全体が期待をしていました。 しかし、ボートショーからわずか数日後、業界どころか、我が国全体を揺るがす東日本大震災に見舞われてしまいました。 ただでさえ景気の変動に大きく左右されがちなマリン業界が、震災後は自然の流れでマリンレジャーの自粛という二重のマイナス要因が逆風になり、2011年は大変な年となりました。 それでも、震災から1年、今年の「ジャパンインターナショナルボートショー2012」は、テーマの「やっぱり海が好き」という、来場されるお客様側も、出展業者側も、誰もが胸に持つ、共通の思いの下に開催されました。 |
横浜ベイサイド会場での展示は、バスで本会場からピストン輸送するものの、2会場間の距離が懸念されました。 また、パシフィコ横浜会場では、今年は館に隣接した場所で日本中古艇協会の中古艇コーナー(6社33隻)が展示され、お客様は、例年より手軽に中古艇をご覧になることが出来ました。 中古艇コーナーに出展された6社中5社が、ez-boat+PLUS加盟販売店の出展でしたので、担当者様のインタビューを含めて、ここに、紹介させて頂きます。 |
セントラル販売店詳細情報
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ヤマハFR-23市場に出回っていないため、稀少価値の高いモデル。 23フィートとしてはキャビンの広さは最大級、ボトムは極端に深いVハル船型で波切りがよく、安定性の高さも特長で、トータル的に扱いやすい船。 年式も浅く(2010年)、直営の木更津マリーナでレンタルボートとして使用していたために、メンナテンスが行き届いている。 |
担当者より
スタッフも多いのでお客様をマンツーマン体制でサポート。“顔の見える”おつき合いをさせていだだきますよ。直営の木更津マリーナは保管料の安さがウリですね。 試乗は個別対応させて頂きます!6/2・3に浦安マリーナフローティングショーに出展致します!!(詳細はHP参照) |
ニューポート江戸川販売店詳細情報
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ヤマハAS-21EX2012年式で使用40時間、新艇同様のオリジナルカラーの美艇。 GPS漁探やウインドラス、マリントイレをはじめ、ウェイクタワー、オーディオなど“フル・オプション以上のオプション”を装備。 センターウォークアラウンドでデッキ上の行き来がしやすく「自由度」も高い。操作性も楽なモデルで、河川クルーズも楽しめる。 |
担当者より
多くのオーナー様と一緒に楽しむクルージングや宿泊行事、操船技術を向上させる講習会など多様な催しを行なうなど、人と人の繋がりの面でも“隅々まで”目の行き届くよう心掛けています。 4月にはヤマハボート試乗会を開催予定、詳細はHPを参照下さい! |
ヤマハ発動機販売店詳細情報
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リノボート27ほかジョイスティックを搭載したリノボート27、トーイングサポートリモコン(ヤマハオリジナル)付のAG-21、エアコンを装備し新品のデジタルGPS漁探を備えた24シエスタの3艇はいずれもエンジン乗せ換え済み(1年間の保証付)。 これらのオプションが装備されていることを考えると、各々、新艇より価値の高い仕様といえる。 |
担当者より
横浜店にはボートの常設展示場や技術力のあるメカニックの活躍するサービス工場、レンタルボート(クラブ)などもありますので、お客様の様々なニーズに幅広く対応できるかと思います。 |
ニックスマリンコーポレーション販売店詳細情報
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日産ウイングフィッシャー27X2011年式、新艇同様の極上艇。その名の通り、フィッシングを前提としたモデルでウォークアラウンド幅などデッキ空間の「ゆとり」を重視、デッキ上の往来やフィッシングギアの取り回しもしやすい。 一方でサロン空間も充実、スタイリングもスタイリッシュでサイズ的にも扱い。走行性能も高い評価を得るなど、ファミリーユースにも対応できる人気モデルである。 |
担当者より
今回ご紹介させていただいたウイングフィッシャーを4月いっぱいで購入いただいた場合はGPS漁探&埋込み式ロッドホルダーをサービスいたします! |
コバルト販売店詳細情報
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ヤマハFW-23CuddyGPS漁探とマリントイレを設置。取り回しが良く、少人数の釣行にも最適。 価格的にも手ごろで、エンジン(ヤマハ4スト)の燃費も良い。湾内・近場などで最高の相棒になりそう。 ちなみに「当社のマリーナ(静岡県伊東市)はちょっと出れば水深があるから深場釣り(オニカサゴやアコウなど)も手軽にも楽しめますよ」とのこと。 |
担当者より
当社にはマリーナもありますし色んな仲間がいます。中古艇購入からマリンライフまで、なんでもお尋ね下さい! |
キーサイド販売店詳細情報
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CABO40FB荒天にも耐えうるボートをコンセプトとするCABOスポーツフィシャーマン。 シリーズ共通の耐航性と高速での回頭性に優れ、低燃費(エンジンはCATERPOLLAR×2=軽油)も魅力のモデル。アウトリガー、オーパイ、ギャレーなど釣り&居住空間の装備も充実。 登録年数は2005年の極上艇。 |
担当者より
当社では独自のオペレーションシステム、サービススタッフ5名で24時間対応も可能な体制を整備するなど、お客様に満足いただけるサービスを提供していきます。 |
シーブリーズ販売店詳細情報
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プリンセス360海洋条件の厳しいイギリス生まれのフネらしく、波切りの良さ、走行中の安定感、そして上品なサロン空間を備えたサロンクルーザー。 自社で船底剥離・塗装、そしてハルを全塗装、09年にサロンソファをリニューアルするなど、美艇に仕上げられている。 定員は12名だが、取り回しが良く少人数での出港にも対応できるモデルだ。 |
担当者より
スタッフには「船大工」もいますのでベテランオーナーさんの要望に応えれられる体制もありますし、これからボート遊びをはじめたいと思っている方まで幅広く対応させていただきます。 試乗などの希望の際はぜひ問い合わせ下さい! |
キーサイド販売店詳細情報
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今年の屋外展示場、横浜ベイサイドマリーナ(以下、YBM)はミドルレンジの艇がズラリ。 CABO40エクスプレスが『日本ボート・オブ・ザ・イヤー2011(以下、BOTY2011)』の輸入大型艇部門賞を獲得したキーサイドはCABO44ハードトップ・エクスプレスを展示。定評ある堅牢な作りにくわえ、居住空間の広さも注目を集めた。 |
日産マリーン
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BOTY2011の国産中型艇部門賞を獲得したウイングフィッシャー27をはじめ、ルーフハッチの追加やシートレイアウトの変更、キャビン入口の高さを上げるなど改良をした人気のカタマラン・サンキャット26II、姉妹艇サンキャット22などを展示。 YBM展示のN34コンバーチブルもキャビン内に木工内装を施したようだ。 |
テクノマーレインターナショナル販売店詳細情報
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“海での豊かなひとときを創造する”をテーマに掲げ、エレガントで機能的なFerretti(フィレッティ)、伝統的な地中海スタイルの美しさと高い操作性を兼ね備えたApreamare(アプレアマーレ)、開放感溢れるオンボードライフを実現するApreamare Maestoro(アプレアマーレ・マエストロ)などの高品質なブランドを紹介。 |
フレンドマリンサービス
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プロの艤装屋として、本格的なボートフィッシングユーザーからも高い支持を集めるフレンドマリンサービス。 その卓越した技術力の一方で、ヘリー・ハンセンウエアや質の高い“目利き”を活かしたマリンアイテムも充実。ブースに多くの人が訪れていた。 3月9日には横須賀に新ショップ「フレンドマリンストア」がオープンする。 |
ヤンマー舶用システム
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今年、創業100周年を迎えるヤンマー。屋内展示場には100周年記念モデルとしてトップランFX24EXをはじめ、フィッシング機能と広いキャビンで、ヤンマーらしい、質実剛健でしっかりとした走りを実現するインボードシャフトドライブの実力艇・EX33などを展示。 YBMにはアズール415Cのハードオーニングモデルを出展した。 |
フルノ
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国内初の最新ニューペックチャート(国土交通省指定、沿岸小型船舶参考図)を搭載したカラー液晶GPSプロッタ漁探、GP-1670F(5.7型)とGP-1870F(7型ワイド)ほか、多くのモデルを展示。 魚のサイズはもちろん、海底の底質のわかる機能など、楽しみながら使用できそうなスペックと操作性が魅力のラインナップだ。 |
ホンダ電子
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“わかりやすい操作で 高精細&高輝度液晶で視認性が高く、高性能CPU搭載でスピーディな表示が可能な小型モデル、HE-71GP II、HE-81GPなどが価格帯から見てもイチオシ・モデルのようだ。 いずれも、見やすいボタン配置と便利なワンタッチボタンのプロッター漁探である。 |
ヤマハ発動機
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このところ、コンセプトや個性・性格を明確に打ち出したボート作りを展開するヤマハブースには、ボート9隻、船外機9台、マリンジェット5隻が展示された。 BOTY2011の国産小型艇部門賞を獲得したSR-Xをはじめ、個性的なラインナップがそれぞれの“ウリ”と長所を活かした艤装やオプションで見るものを楽しませていた。 |
ボートフィッシングコーナー
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国産メーカーのフィッシングボートが釣り艤装を施して展示された「ボートフィッシングコーナー」。 メーカーの各ブースでもそれぞれオプションや艤装品は装備しているが、同じエリアに一斉に展示してあると、見る側はイメージを膨らませやすい上に、フネの個性も対比できたりとプラス要素も多く、楽しい空間となっていた。 |
スズキ
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世界に誇る日本の船外機。 その一翼を担うスズキは、スズキ船外機のフラッグシップモデルで、2012年のNMMAの技術革新賞(イノベーションアワード)を受賞した「DF300AP」をメインに展示。 燃費向上を実現するリーンバーンシリーズをはじめ「先進技術で地球に優しいものづくり」を目指す同社らしい出展内容であった。 |
日本中古艇協会
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協会のブースにチラシが置かれ、屋外展示場の中古艇にも貼られていたためにご覧になった方もいるであろう中古艇評価士の『確認済みステッカー』。 これは協会の指導により設定されたもので、中古艇の各取扱業者が、このステッカーの貼られたフネの動作環境は細かにチェック&把握してることを示す商標のようなものである。 |
名古屋トヨペット
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NTPマリーナ高浜を運営する名古屋トヨペットが来春オープン予定の「NTPマリーナりんくう(仮)」の完成予定ジオラマを展示。 中・大型艇をターゲットとしたマリーナになる予定という。充実した管理体制にくわえ、中部国際空港サイドからアクセスできるなど陸・海ともにロケーション的にも恵まれ、要注目マリーナとなりそう。 |
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2011年の日本ボート・オブ・ザ・イヤーが発表された。 各部門賞は1月に発表、7艇の中から選考委員21名による最終選考の末に同賞を受賞したのはトヨタの「ポーナム35」。当初より自動車で培ったノウハウを、「海」に反映させることを目指し、独自の路線を歩んできたトヨタは、日本のボートシーンにいい刺激を与えている。 |
選考委員長の野村敦さんに
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