子供の時から父親が海岸線によくドライブに連れて行ってくれた 記憶があり、春は潮干狩りなど、海に対する憧れが自然に育まれ、 神戸の商船大学に入った。全寮制で男ばかりの生活は、将来は船 の限られた空間で生活することを想定していたのだと思う。

大学を卒業して入った住友重機械では、造船不況などもあり、造 船所の跡地でマリーナを作る計画が進められていたが、その部門 に呼ばれ、船の販売を担当したことが今の仕事に繋がっている。

周りの人からは、体育会・熱血漢・目力がある・パワフルなどと 言われている。大切にしている言葉は、「常に気力と体力」と 「日々是好日」。ハマっているのは、初孫の写真や動画の鑑賞。

ボート販売での思い出としては、試乗会では買わなかったお客様 から10年後に電話があり買っていただいた時は凄く感動した。

現在は、全国8つのマリーナ運営を統括する立場で、皆様に、海 やボートを楽しんでもらいたいという基本姿勢でやっている。 マリーナネットワークのメリットを生かして、船で旅ができるの が自社の強みであり、将来的には、世界に通用するような「ヨッ トクラブ」を作りたい。

そんな仕事を卒業した後の理想は、海が見える海岸線で喫茶店を やっていて、そこには、成長した孫が手伝いにやってくる…。