中古船購入の際の注意点②

中古船の購入について検討している場合、いくつかの注意点が存在します。
その代表的なものが、中古船の販売条件と価格との関係についてです。

中古船購入の際の注意点②

売る側が中古船の価格を決定する場合、その価格には、「整備済み価格」と「現状渡し価格」の二種類が存在します。

この二つは、素人目には一見似ているように見えて、実は全然違うものなのです。

「整備済み価格」の場合は、その名の通り、売る側があらかじめ中古船を整備しておき、購入した直後から運転できるようにしてあるものです。

修理などの手間が売る側に掛かってしまうため、価格に関しては、ある程度割高になっていることがあります。

そして、「現状渡し価格」とは、売る側がその船の修理や調整などをせず、これまで使用してきた、そのままの状態で売りに出すことを指します。

修理や調整をしていないので、その価格自体は、「整備済み価格」より遥かに安い場合もあります。

しかし、往々にして、その種の商品には、購入後に大きな欠陥が見つかったりすることもあり、結局のところ、修理や調整に大きな費用がかかって、かえって割高な買物をすることに繋がりますので、ご注意ください。

中古船購入の際の注意点①

クルージングや様々な釣りの形態などに対応した多彩な中古船が市場に出回っており、サイズ(艇長)にも大きな差異があります。

販売業者や仲介業者などの市場競争により、現在では、中古船の販売が活性化しており、比較的安価で新品に近いボートの入手が可能になりました。

中古船購入の注意点①

しかし、船は、基本、過酷な環境の海上で使用するため、自動車などと違い、老朽や故障により、安価で入手しても、時として、修理費で大きな費用負担が必要になることも覚悟しておかなくてはなりません。

中古船購入時の注意点としては、まず、自分のレジャー目的に合った船のタイプや費用感に合ったサイズを選ぶべきです。

比較的手ごろなフィッシングボートでは、20フィート程度からサイズがあり、船の取り回しも簡単で、釣りをする上でも、問題ありません。

ボートのサイズが大きくなればなるほど、また、船体が新しければ新しいほど、さらに、装備が充実しているほど、購入費用が高くなりますが、それなりの価値があるはずです。

ボートのサイズと相関して、燃料にかかる費用やメンテナンス費用が重くなることはご承知おきください。

中古船の購入選定時には、必ず、試乗させてもらい、エンジンの調子や内装に何かしらの違和感があったら、迷わず、スタッフに確認することが必須です。

そして、試乗と同時に、実際に自分がその船を操船している時の楽しさを思い描いてシミュレーションをしてみましょう。

大型船の煙突は今後も船に設置される

本来の役割が廃棄物を外へ逃がす船の煙突には、他にも存在理由があります。

次のような理由が挙げられるので、今日のように排出する物質の量が少なくなっても、造船時には欠かせない設備だというわけです。

大型船の煙突は今後も船に設置される

まず、船員が遠くまでの景色を見渡すときに役立ったり、心が落ち着く作用が期待できます。

また、造船に携わった業者の印を煙突に示すことも可能です。

外見ではどの会社が作ったのか判断しにくい一隻であっても、目を凝らして煙突を見れば、それが判明するというわけです。

しかしながら、どちらも、煙突が存在する根拠としては、少々弱いと言わざるを得ません。

結局のところ、船の外見のバランスを良くするためだけに取り付けられていると考えるのが妥当です。

大型船から煙突が外される日が訪れても、何一つ問題は無いのかも知れませんが、何もかも合理的な理由で除去してしまうと、船に乗る楽しさが膨らまないので、ぜひ、これからも、船には煙突を設置していって欲しいものだと思います。

中古船はオプション品でも恩恵が受けられる

新たにボートレジャーの開始を思い立ち、小型船舶のライセンスを取得している段階から中古船購入を深く検討している人たちも見かけられます。

中古船は、船の大きさによってメンテナンスにかかる費用の違いも、大きくなっていくことから、購入する前に適切な判断が重要です。

中古船はオプション品でも恩恵が受けられる

また、部品の製造年数や耐久性が、その後の費用負担に大きく影響することから、できるだけ細かくチェック、船体や部品がさらに経年劣化した場合の修繕費を勘案して、購入予算の目安を算出しておくことが鉄則です。

一方、中古船の魅力は、何といっても、前のオーナーが艤装したオプション設備やオプション装置で恩恵が受けられることで、このことが、全くの新艇ではなく、ワンオーナー艇など、比較的高年式の(新しい)中古船の購買を拡大させる要因となっています。

中古船の購入を検討する時、まずは、船の命と呼ばれるエンジンやドライブやスクリューを重点的に確認していくことが重要ですが、上手くいけば、新品同様でオプション満載の船を新艇を購入するより遥かに安い価格で手にするチャンスが巡ってくるかも知れません。

歴史として記憶される船舶の無線通信士

“平成11年から、約1世紀に亘って海上の安全を守り続けてきたアナログ無縁電信に代わって、新たな海上遭難安全システムとしてGMDSSが施行されました。

それにより、衛星利用のデジタル通信が実施され、船舶における通信は、通信機器における比重の割合が大きくなりました。

歴史として記憶される船舶の無線通信士

それでも、船舶無線通信士労働組合は、2億円余を寄付して末永く無線通信の歴史を残すことに尽力しました。

東京都調布市調布ヶ丘1丁目、京王線、調布駅から北に400m進んだところに、甲州街道に面した電気通信大学があります。

そこには、電気通信大学創立80周年記念館があり、その横には、黒い石碑も建てられています。

碑文には、無線通信士発祥之府と記され、1918年電気通信大学の前身校である無線通信講習所において、無線通信士養成が始められたことがわかります。

以来1世紀に亘り、その教育が継承されてきたことを記念してこの碑を建てると記されています。

無線通信士を後世に残すこと、ついで、太平洋戦争中に商船や漁船の乗組員として搭乗し戦没されてしまった方々の供養にもなるといった様々な思いを託され記念碑は建てられています。

このような尽力によって、この職業は、末永く人々の中で歴史として記憶されるものとしても扱われています。

浮き輪を多く備えた船は安全性に秀でる

長距離を泳げる船員でさえも、海に投げ出された時、目の前に浮き輪があれば即座にしがみつきます。

水泳能力が高くとも、海上に落下した場合には、何よりも浮き輪を使うのが賢いというわけです。

浮き輪を多く備えた船は安全性に秀でる

それが、夜間の海であった場合には、最寄りの陸上がどこにあるのかが定かではないので、可能な限り体力を温存しなければなりません。

大型船では、少なくとも乗船する人数分の浮き輪を準備しておくべきなのですが、実際は、余剰数を確保しておくことも求められます。

次の三つの理由で、より多くの浮き輪の備えが役に立つからです。

まず、船に保管しておいた浮き輪のうち、数個が使用不能な状態だった場合です。

乗員全員が海上で安定的に救助を待てる状態を、浮き輪の数の余力によって担保しておくというわけです。

また、一度に大人数が海上に落ちてしまった場合もあげられます。

短い時間で多くの人を助け出すためには、備え付けておいた余剰分を大量に投げて、一人でも多くの漂流者に浮き輪にしがみつくチャンスを作る必要があります。

さらに、波が高く荒れた海に落ちた場合には、一人に対してより大きな浮力が得られるように、2個以上の浮き輪にしがみつくチャンスを作ると、救出や生存の可能性を広げます。

以上を考えると、プレジャーボートにも、乗員数分のライフジャケットはもちろん、一艇につき2個以上の救命浮環を備えておいた方がいいかも知れません。

中古船の使い方を決める

船を購入するとなれば、高額の費用が必要になります。

少しでも安くされたいなら中古船から選ぶ方法をおすすめします。

中古船の使い方を決める

ただ、なんでもいいわけではありません。

どのような目的で利用するかによって必要になる中古船は変わってきます。

現在ではインターネットを使って、情報を集めることが可能ですが、購入するとなれば実物を見ることが必須になります。

画像だけでは船底がどうなっているかわかりませんし、メンテナンスがきちんと行われているのかどうか判断するのは困難です。

しっかりとメンテナンスが行われていれば、中古船であっても長く利用することができますし調子が悪くなるリスクを減らすことができます。

購入するかどうかは、販売員の対応も見ておくとよいです。

初心者ならばわからないことがあって当然ですので、販売員に相談することは必須です。

しっかりと対応してくれる販売員がいれば、安心することができますし、メンテナンスなどもきっちり行ってくれることが多いです。

中古船とはいえ、安い買い物ではないからです。

利用目的をはっきりとさせて、細かいところまできちんと対応してくれるお店で購入すればトラブルが起こりにくく、長い間使い続けることができます。

慌てて買いたい気持ちをおさえて、納得するまで検討されることです。